顎のずれと顔の歪み

顎(顎関節)にずれがあると顔は左右アンバランスに歪みます。

下のイラストは、向かって左は顎関節にずれがない状態で、右は顎関節が左にずれている状態で、それぞれ経年した顔です。 

顔歪みイラスト.jpg

 

  • 左目が右より小さく細長い 
  • 左眉が右よりもまっすぐ
  • 鼻が右に曲がる
  • 左頬骨の下がくぼんで目立つ
  • 左耳が右より低い位置にある
  • 左のえらが張っている
  • 左のほうれい線が深くて長い
  • 左の口角が右より下がっている
  • 左半分の顔の面接が右半分の面積よりも大きい
  • 額の広さが左右で違う

など、左右でバランスが悪くなっていきます。

 

噛み合わせのずれと噛み癖が顔の骨を歪めたり、顔の筋肉(表情筋)を左右で非対称にします。

下顎が右にずれた噛み合わせの方は、右のエラが左よりも張っていき、その後上顎は下顎のずれている方向と反対側に回転していきます。

それによって右側のほうれい線が右に比べて深く長くなっていき、目と目の間にある鼻の付け根付近が右側が左よりも盛り上がって高くなることで鼻が曲がって見えたり、目の大きさも左右で違ってきたりします。(必ず下顎が右にずれた方が同じ歪み方をたどるわけではありません。)

 

顔が歪む状態に大きく関わっている骨は顔面骨といい、上顎骨、下顎骨、頬骨、口蓋骨の4つで構成されています。

人体解剖ビジュアル.png

 

顎関節にずれが無い場合は噛んだ時の歯にかかる『力』は下の画像内の矢印が示しているように上顎と下顎に分かれてから左右均等に顎や頭全体に伝達されます。

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ところが、顎関節にずれが有る場合、噛んだ時の『力』が左右不均等に顎や頭全体に伝達されてしまいます。

 

例えば、顎(顎関節)が左にずれていて、左で強く噛む癖のある方の場合、噛んだ時の力が下の画像内にあるオレンジ色矢印の大きさのように左右で差が出てしまいます。

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頭蓋骨は23個の骨がパズルのように複数組み合わさっているので、1つの骨にゆがむ力がかかると隣の骨も位置を変えていきます。

 

下の画像の矢印のように上顎骨 → 頬骨 → 側頭骨といった流れ(逆の場合もあります)で順次位置を移動していき、歪みが頭全体に波及します。(頸椎、胸椎など全身に歪みが波及)

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このように、顔の中心(正中)に対して左右で力のかかる強さが違うと、時間とともに頭蓋骨全体がゆがみ、それに伴い、顎周辺・顔面の筋肉バランスも崩れていき、顔も歪んでいきます。 

 

顎のずれを放置していると、年々顔の歪みは増す一方です。  

 

顔の歪みのある方は、全身のバランスもくずれ、首の痛みや肩こりなど、身体に影響が出ている場合が多くあります。

バイトバランス整体院では、姿勢や癖によって作られてしまった顎関節のずれを回復させ、顎周辺や顔の筋肉、頭蓋骨や骨格のバランスを整え、顎のずれや顔の歪みを時間の経過とともに改善していきます。

 

治療後すぐに小顔になる、矯正の効果が継続するなどとうたっている治療院が多数存在していますが、顔についている筋肉のコリやむくみが取れることによって見た目が変化することはありますが、手術などで骨を削ったりしない限り瞬時に骨の形そのもののが変わることはありません。

 

しかし、その場ですぐに変化はなくても、身体を構成している骨の古い細胞が骨の新しい細胞へと顕微鏡レベルでは常に作り変えられ、骨は3ヶ月~1年で新しい骨に入れかわり、歪みを整えた状態が安定して固定するためには3ヶ月以上かかります。

 

ご自分の癖や姿勢、噛み合わせなどによって時間の経過とともに顎のずれや顔の歪みがおきてしまったように、改善するのも時間の経過が必要です。

また、顎のずれ・顔の歪みの原因となる歯ぎしり・食いしばり・噛みしめ癖がある場合は、噛む力が顎をずらし、顔の歪みを進行させる力が働き続けてしまいますので、歪む力を防止することも必要です。

 

歯ぎしり・食いしばり・噛みしめを防止するマウスピースバイトバランサー

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噛む力を利用して手技同様の顔の歪みを整えるストレッチを加えることができるマウスピース『シンメトリーバランサー・ビカム

 

当院オリジナルの咬合学を応用して開発したマウスピース(バランサー)をタイプに合わせてご使用されることをお勧めします。